
私が担当している業務は、原子力発電プラントにおけるプロセス計算機や燃料取替機用計算機、CRD自動交換機用計算機システムの設計です。要するに原子力発電プラントの運転に必要な性能計算やプラントの監視・警報システムなどの設計ですね。私は電気系のなかでも重電分野の出身で、学生時代の知識は発電プラントの電力システム系統の把握に役立っています。また、私が担当している計算機関連業務においてはソフトウェア系の知識も生きてきますね。そのほかにも、発電プラントの電気計装設計関連業務では、幅広い知識が必要となるので、確率・統計やシステム制御など学生時代に学んだいろいろな分野の知識を総動員しています。

大学の研究の延長みたいな感じかなと、漠然と思っていましたね。
ひとつのテーマに対してとことん掘り下げていく研究者を想像していました。
でも実際に仕事を始めてわかったのは、専門分野だけではなくプラントに関する幅広い知識が必要だということです。
業務内容も設計だけではなく、顧客との折衝や仕様に見合ったコストの検討など多岐に渡ります。
仕事でかかわる人もいろいろ。各分野の専門家たちといかに協力して業務にとり組むかがこの仕事の難しさであり、
面白さだと感じています。想像以上にアクティブな仕事でした。

私たちがつくるのは人びとのくらしを支える大切なインフラです。
業務をとおして自分が社会の役に立っていると実感できるところがいちばんのやりがいだと思います。
いまの自分は経験も浅く、まだまだ先輩方に頼らなければいけないというのが現状です。
早く自分の力で業務をとり仕切れるようになって、社会に貢献しているんだと胸を張っていえるようになりたいですね。
いま原子力事業は国内の新規プラント建設の市場が限られてきているなか、海外進出を積極的に進めています。
国外で活躍できるチャンスがあるというのもエンジニアとして大きな刺激になっています。