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東寺 秋期特別公開へのLED照明機器の納入について

2015年10月13日

写真:立体曼荼羅

立体曼荼羅

写真:薬師三尊像

薬師三尊像

写真:十二神将像

十二神将像

写真:ハロゲン電球形LED電球

ハロゲン電球形LED電球

東芝ライテック株式会社は、東芝照明事業125周年記念プロジェクト(注1)の一環として、世界遺産 真言宗総本山 東寺(教王護国寺)の秋期特別公開(注2)において、国宝および重要文化財である立体曼荼羅などのライトアップ照明としてLED電球および対応器具をそれぞれ109台納入しました。

東寺 秋期特別公開は拝観五十周年を記念して行われるもので、国宝および重要文化財である立体曼荼羅、薬師三尊像および十二神将像を、通常展示では見ることができない角度から間近に拝観できる特別展示が行われます。

当社は、歴史的価値の高いこれらの仏像の立体感や色彩を美しく演出することを目的に、照明計画および高演色LED電球の開発を行いました。現地調査や関係者へのヒアリングを行い、仏像本来の色彩を浮かび上がらせること、通常拝観では見ることができない精巧な仏像の造形を細部まで美しく照らすことを課題に、サンプル試作や現地での照射実験を行い、繊細な調光や照射角の調整を経て納入に至りました。

今回納入したハロゲン電球形のLED電球は、仏像の色彩を忠実に再現する高演色LED(平均演色評価数Ra95)を採用し、色温度は2700Kに設定しています。また、従来のハロゲン電球と比べて消費電力(注3)や発熱量が少ないことから、環境や文化財に配慮した商品です。さらに、GaN(注4)パワーデバイス搭載により、雰囲気を損なわないコンパクトなサイズを維持しながら、かすかな光でも安定点灯する調光性能を実現し、各照射ポイントでのきめ細やかな調光を可能としています。これらの技術により、暗闇の中に浮かび上がるような繊細な光でありながら、仏像の表情や衣装の色彩を鮮やかに演出しています。

注1  2015年は、1890年に東芝の創業者のひとりである藤岡市助博士が日本で初めて白熱電球を製造するために「白熱舎」を設立してから、125周年にあたります。これを記念した新製品やプロジェクト等に取り組んでおり、これからもあらゆるシーンに最適なあかりソリューションの提供に注力していきます。

注2  東寺秋季特別公開「曼荼羅世界に入る」「十二神将のすべて」として公開されます。「曼荼羅世界に入る」は2015年10月30日〜12月6日、「十二神将のすべて」は同年10月30日〜11月25日に、それぞれ開催予定です。

注3  当社ハロゲン電球100W形JDR110V60W/K5M/N及びJDR110V60W/K5F/N(AC100V点灯時 消費電力52W)と当社納入品(特注品 消費電力6.9W)の比較

注4  Gallium Nitride(窒化ガリウム)の化学式。高周波動作に優れる半導体材料として注目されています。

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東芝ライテック株式会社

営業企画部 125周年プロジェクト
TEL 044-331-7627 / FAX 044-548-9612

住空間照明機器事業部住空間商品企画部 住宅・光源商品企画担当
TEL 044-331-7554 / FAX 044-548-9604

○ 東芝ライテック株式会社

代表者 取締役社長 揖斐 洋一
本社 神奈川県横須賀市船越町一丁目201番1
TEL:046-862-2000(代表)
URL:https://www.tlt.co.jp/

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