グローバル案件に挑戦
若手人材を育むプロジェクトへ

2005年キャリア入社/最上
マネージングコンサルタント

2つの海外拠点に対し共通の基幹システムを導入

2つの海外拠点に対し共通の基幹システムを導入

私にとって最も印象的であったのは、海外の2つの拠点で、ERPパッケージで基幹システムを同時に刷新するというプロジェクトでした。中国とインドネシアのシステムを共通化する目的のもと、汎用性が高い機能で標準システムを構築し横展開する方針で、1拠点は6カ月、もう1拠点は8カ月で導入するという、期間も短く難易度の高いプロジェクトでした。今振り返っても、難易度は相当高かったと思えます。それだけに、記憶に残っています。
国内にあるクライアントの日本本社に常駐して複数の取りまとめの役割を担いました。具体的には、経理領域の導入コンサルティングやSCM/経理領域のデータ移行、開発管理やプロジェクト運営です。それらに加え、実際に海外拠点で導入を進めている担当者との連携・調整も行っていました。
経理は国によって法律も仕組みも違って来ます。それぞれの国の要件を聞いて、どう共通化し、どう国別に対応し一つの仕組みとして導入していくのかを考えるところは、かなり大変でした。

様々なスキル・経験を活かしプロジェクトを成功に導く

様々なスキル・経験を活かしプロジェクトを成功に導く

このプロジェクトでは国内外多数のステークホルダーが関わってくるために、仕様がまとまらず開発が進みませんでした。
海外のジャッジする人とコミュニケーションをとり交渉し部内意見をまとめ、議論を加速し期日までに完了するようフォローしていきました。
そういった活動の中で私のERPパッケージの知識だけでなく、海外案件の経験や他国の文化を知っていることは強みとなりました。
また、前職でSE経験もあり、開発工程の知識があったことで開発の短縮や効率化に貢献することができました。
海外拠点で導入を進めていく上では、現地担当者との信頼関係が重要になると考えました。風通しのいいプロジェクト運営を心掛け現地担当者が日本本社と積極的な情報連携を行ってくれたため、現地での課題を早期発見・解決ができ期間内で開発を完了することができました。

若手メンバーの成長を加速させるプロジェクト

若手メンバーの成長を加速させるプロジェクト

良いプロジェクトは、優れた人材を育むと言われています。実際、その時のプロジェクトメンバーは、EBSSの中でも若いメンバーが多かったですが、すぐに社内経験者がサポートできる体制を構築することで知識を底上げしました。また、海外拠点の経営者、幹部とコミュニケーションできるチャレンジングな環境であったこととで日々学び急速に成長していきました。彼らは別のプロジェクトでも中心的な役割を担うコンサルタントへとなっています。
このように、人材の成長を加速させるプロジェクトと出会えるチャンスがあることは、EBSSの魅力と言って良いのではないでしょうか。そのため、EBSSにプロジェクトを成功へと導いていける人材が揃っているのも頷けます。

トップに戻る