現場に寄り添う姿勢を大切にするのが、EBSSらしさ
さまざまなステークホルダーをつなぐ役割を果たす

2019年キャリア入社/大西
コンサルタント

紙ベースの生産現場のDX化に挑む

紙ベースの生産現場のDX化に挑む

現在、私が担当しているのはグローバル生産数トップクラスの自動車メーカーのプロジェクトです。従来、紙で行っていた車両検査をDX/IoTプラットフォーム上のシステムに再構築し、併せて車両検査の結果もすぐにトレースできる仕組みも作り上げているところです。
このプロジェクトで私は、西日本にある工場への車両検査システムの導入を手掛けています。米国企業のクラウドアプリケーションをベースに作られている基本システムに、工場の固有要件を満たすアドオンを検討・追加する形で進めています。追加開発が生じた際のITベンダーとやりとりするのも私の役割です。
また、現場との調整やトライアルの実施、導入後の保守体制への引継ぎを行います。

誰よりもユーザの声を聴き最適解を見出す

誰よりもユーザの声を聴き最適解を見出す

工場ごとにシステムを変えないのが、クライアント本社側の基本方針です。ただ、工場によってオペレーションや扱うデータは違って来ますし、他工場に存在するシステムからのデータもなかったりします。そこを解消するために、標準機能で対応するか、それとも工場独自の機能を新規開発するのかを検討する必要があります。
こういったクライアント本社と工場間の意見調整は簡単ではありません。一方的に、本社の意向を工場に通達するだけではハレーションが起きてしまうため、毎週工場に出張しユーザの要望をヒアリングしています。それだけに、誰よりもユーザの声を拾い上げているという自負があります。
また、実際に工場独自機能の新規開発となると他の部署を巻き込んだ要件確認、ITベンダー側との折衝・調整も必要になってきます。このように、さまざまなステークホルダーの間に入って、最適解を見出し提案しています。かなり難しい業務ですが、成し遂げた時には大きなやりがいを感じられます。

現場に寄り添うコンサルタントへ

現場に寄り添うコンサルタントへ

現場のユーザのヒアリングや業務要件のまとめ方は、前職でのシステム開発経験やITの知識・スキルが活きています。ITベンダーとのやりとりが円滑にできているのも、そのおかげだと思っています。ただ、コンサルタントとして携わってみるとさまざまな立場の人が関わり、その立場次第で出て来る意見や要望が違うことを知りました。
今回のプロジェクトを進める上で、私が最も意識したのは現場に足を運び、ユーザと膝を突き合わせて本音で話し合うことでした。このような意識を持って行動したことで、現場のユーザから「何か相談や意見があったら、まずは大西さんに」と言ってもらえています。信頼関係が構築できているのは、嬉しい限りです。
このように現場に寄り添う姿勢をEBSSでは大切にしています。

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