マネージング・コンサルタント
中嶋 宣行
マネージング・コンサルタント
中嶋 宣行
NOBUYUKI NAKAJIMA
保有資格:中小企業診断士
製造の加工点(ミクロ)から、生産システム(マクロ)を構築する業務に幅広くかかわってきました
前職では東芝グループの研究所に所属し、生産技術の研究開発を担当しました。10年くらいは、計画を立てて治具を設計し、実験して電子顕微鏡をのぞいたり、強度測定したりという、今思えば貴重な日々を送っていました。その後、国内外の製造ライン調査や改善業務を担当し、今のIoTのように装置から情報収集するシステムを作ったこともあります。
私の経歴で変わっているのは、東芝グループの技能コンテスト審査員を現在まで継続していることでしょうか。また、IE(インダストリアルエンジニアリング)を使った製造ラインの構築や改善、教育を担当し、半導体から重電まで幅広く現場にかかわってきました。
EBSS入社後は、事業企画やITソリューションの技術業務を担当させていただき、現在は製造業のIoTシステム導入プロジェクトを担当しています。
仕事の基本を大切にしています
仕事の基本として、たとえば、挨拶したり、明朗な態度でコミュニケーションを取ることを意識しています。またQC7つ道具のように皆が知っている手法などは、共通言語として使うようにしています。当たり前のようですが、意外とできていないケースが多いと感じています。
中国やタイでの生産ライン構築では、女性ラインリーダーと口論になったりしたこともありましたが、普段は笑いあう信頼関係ができていたから遠慮なしでしたし、結果として良い成果が上げられました。今はいわゆるデジタルトランスフォーメーションの一端の仕事をしていますが、こういった経験が、かわらず私の仕事のやり方のコアになっている気がします。
製造業のユーザ視点から提供できる価値を、EBSSとして作り出してしていきたいです。
こんな私ですが、今はEBSSというIT系コンサルティング会社で、顧客の情報システム部門のプロジェクトメンバーとして仕事をしているわけで、昔の私を知っている人は驚くことでしょうね。
EBSSのIT経験が中心の若い方々に、製造業に関する私の知識を伝えていきたいと考えています。時間が有れば、私の解説付き工場見学を行っています。微力ながら単なるITの会社ではない、特色あるEBSSの価値が作れればと思っています。
私自身も中小企業診断士として、多様な知見を常に取り込んでいます。様々な会社やソリューションを共に考え、コラボレーションしていきたいですね。