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社長年頭のご挨拶

2025年1月吉日

イー・ビー・ソリューションズ株式会社

桐生 靖雄

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皆様、あけましておめでとうございます。

EBSS社長の桐生靖雄です。


昨年は、新型コロナウイルスが2020年に国内で初めて確認されてから4年が経過しました。

その間、政府が提唱した「新しい生活様式」に基づいた職場環境が徐々に広がり、「働き方改革」の一環として、オフィス勤務と在宅勤務を組み合わせた「ハイブリッド勤務」が普及してきました。

しかし、オフィス勤務と在宅勤務のバランスを適切に管理することは難しく、在宅勤務が増えるとコミュニケーションが希薄になりやすいという課題も見られます。

また、技術面では生成AI(Generative AI)の活用が大幅に進んできました。

従来のAIが決められたタスクを自動化するのに対し、生成AIはデータから学習したパターンや関係性を活用し、テキスト、画像、動画、音声など多岐にわたるコンテンツを新たに生成できます。海外と比較すると国内での使用率はまだ低いようですが、実際に使用してみると、業務の負荷軽減や改善に役立つことがわかってきました。

これから、ディープラーニングと並んで生成AIはまだまだ発展していくと思いますが、皆さまの会社では活用されておりますでしょうか?

そのような状況の中、経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」で初めて使われた「2025年の崖」という言葉が現実のものとなる2025年を迎えます。

IT人材を含む労働人口が減少する中で、既存のITシステムの整理やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に加え、「働き方改革」や「業務プロセスの改善」が必要となります。

EBSS社では、半期に一度「Consulting Training Camp」を開催しています。このキャンプでは、コンサルタントとしてのスキル向上や新たな気づきの獲得、そして参加者間の交流促進を目的に、社内で十数名が集まりトレーニングを行っています。最近では、生成AIを題材の一つとして取り扱っています。コンサルタントスキルの向上だけでなく、希薄になりがちなコミュニケーションの活性化にも繋がるため、本年度も引き続き実施していきます。

また、「働き方改革」におけるITツールの活用促進として、「市民開発」と呼ばれるアプリケーション開発手法が広がっています。私たちは、お客様の全社展開企画や教育コンテンツの作成支援を行ってまいりました。これらのITツールは日々進化しているため、常に最新情報をキャッチアップし、本年度も引き続き、EBSS社内およびお客様の「働き方改革」や「業務プロセスの改善」に繋がる取り組みを行っていきます。

最後に、本年も、戦略、業務、IT、デジタル、ERP、プロジェクト管理の6つのコンサルティングモデルを有機的に結びつけ、事業環境の変化に柔軟に対応しながら、最新のツールや技術を取り入れたコンサルティング支援を提供していきます。

本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。






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