仕事をするうえで、
情報共有することを大切にしています

就職活動中に、学校からの紹介でNESを知りました。多くの卒業生が在籍しており、年齢の近い先輩も入社していると聞いて、自分も頑張ってみようと思い入社を決めました。また、当時は陸上無線技術士の資格を勉強しており、その知識がNESで活かせると感じたことも入社のきっかけの一つです。

現在は、放送局様のリモートセンター回線の運用を担当しています。リモートセンターは、テレビ局に映像信号が入って来る場所です。各フロアに映像を分配したり、系列・在阪局に映像を送るための接続作業を行います。
仕事をするうえで特に大切にしているのは情報共有です。テレビ局では特番や緊急中継など、突発的に対応しなければならない場面が多く、大きな災害や事件が起きると、各取材現場から回線が届きます。リモートセンターでは、それらをまとめ、品質的に使えるかどうかを判断し、各フロアに連絡します。一つの操作ミスが放送事故に繋がる可能性があるため、多くの回線が入ってくる際には、より慎重に操作し、情報共有を徹底しています。そのため、日ごろから勤務している仲間だけでなく、各フロアの報道や収録を担当している方々とも連携を密にしています。連絡を怠ると、収録ができないなどの大きな事故に繋がる恐れがあるからです。また、一瞬の出来事に臨機応変に対応し、正確な判断を求められるため、運用手順の確認や現状の把握などのイメージトレーニングも行っています。瞬時に正確な判断が求められるため、大変な事も多々ありますが、無事に終わったときには大きな達成感を得られます。プレッシャーもありますが、会社を知った当初から興味のあった業務を担当できていることに喜びを感じています。
My Career Story
入社
リモートセンター業務に配属され、先輩の指導のもとで業務を学びました。
2年目
担当の運用業務とは別に、ゴルフ中継の現場でマイクロ受信の業務を経験しました。
上長から中継現場のマイクロ受信業務を任され、私がひとりで行くことになりました。1年目は先輩と一緒に業務を行っていたため、知らない場所でひとりで仕事をするのは不安で難しかったです。しかし、任された仕事をしっかりやり遂げたいという思いから、事前準備を徹底し、わからないことがあれば現場のスタッフに積極的に質問して、自分の任務をこなせるように必死に頑張りました。この経験を通じて、働くことの大変さを実感し、自分で考えて動くことの重要性を学びました。社会人として一歩成長できたと感じています。
5年目
大阪マラソンの中継現場にて初の送信業務の経験しました。
6年目
放送局様の新社屋移設が決定し、放送局様とNESのリモート回線運用メンバーで新リモートセンターの配置や設備の検討を行いました。このプロジェクトに参加できたことは非常に貴重な経験となりました。
8年目

とあるイベント番組のマイクロ業務を経験しました。また、放送局様新社屋移設に伴う引っ越し作業や、新しくなった設備の勉強も行い、とても印象深い年となりました。
13年目
運用部と保守部を兼任となり、OJTを通じて保守業務の勉強中です。これまでとは異なる仕事を覚えるのは、大変な部分もありますが、運用部と保守部どちらの部署においても足りないところを埋められるような、マルチな存在になれたらと思っています。
『教えること』は業務とは違う難しさがある
入社当初は生活のために仕事をしていましたが、働くうちに人とのつながりが大きなメリットだと感じるようになりました。プライベートでは同じ趣味や思考が近い人と関わることが多いですが、会社では様々な人と関わることで、多様な価値観に触れ、世界が広がったように思います。相手の考えを受け入れ、否定しないことを心がけています。
入社1,2年目は尋ねられても答えに自信が持てず、信用してもらえないことがありました。しかし、経験を積むことでお客様から「助かったよ」「ありがとう」と言われるようになり、信頼されていると感じるようになり、自身の成長を実感しています。
私のターニングポイントは、入社4年目頃、後輩ができて指導する立場になったときです。誰かに教えることは業務をこなすのとは全く違う難しさがありました。また、トラブルが起きた際に自分が責任を持って対処することにも慣れませんでした。怒られることも多々ありましたが、引継ぎと情報共有を徹底するように心がけ、後輩にもそのように指導しています。最近ではうまく対処できるようになってきたと思います。
未来の後輩に向けてメッセージ

NESは、社員の働きやすい環境を考えてくれている会社なので、安心して働けると思います。
社会人になる前は不安がたくさんあるかもしれませんが、NESには頼りになる上司や先輩がたくさんいます。一緒に頑張りましょう。