ピッキング支援システム
ピッキング対象の場所を直感的なガイド表示によりサポートし、デジタルピッキングさながらの支援を現状の現場環境に再現します。
ピッキング支援システムは、
このようなお客様におすすめです
- ハンズフリーにして、ピッキング作業を効率化したい
- 商品や部品の取り間違いによる人的ミスを減らして、作業品質を上げたい
- 大量の保管場所から、探している部品をスムーズに探し出して、作業時間を短縮したい
- 棚変更を容易に行えるデジタルピッキングシステム(DPS)を探している
- デジタルピッキングシステムによる作業品質の維持はしたいが、メンテナンスコストを削減したい
- 取り扱う品数や頻度が多い現場で、配送仕分けや入庫処理をスムーズに進めたい
- 業務経験の浅い作業者や、外国人労働者でも、ベテラン作業者と同等の作業品質を維持したい
機能概要
ピッキング⽀援システム EQSURV Picking は、作業者が身につけるスマートグラスにピッキングに必要な様々な情報を表示することで、ハンズフリーによる作業の効率化だけではなく、作業時間の短縮、ピッキングミスの防止といったお客様のピッキング業務をサポートします。
スマートグラスで、画像識別シールを認識することで複数の部品を同時認識できるため、大量に保管している部品の中から探している部品をスムーズに見つけ出すことができます。
現場には画像識別シールを貼るだけで、デジタルピッキングさながらの業務効率化を実現できるだけなく、デジタルピッキングでは困難であった、棚や保管位置の変更も、シールを貼り替えるだけで対応可能となります。
また、画像識別シールは、カラープリンターで印刷できるため、コストパフォーマンスに優れランニングコスト削減にも貢献します。
バーチャルピッキングイメージ
作業現場の棚に貼り付けた画像識別シールを、作業者が装着するスマートグラスが認識します。ピッキング対象を即座に識別できることで、対象の部品を探し出す手間を短縮するだけでなく、作業品質が格段に向上します。
ピッキングリストへのチェックは、対象の間口から部品を取り出すことで自動的にチェックが入るため、面倒なチェック作業がなくなり作業時間を大幅に短縮します。
ピッキングリストにない間口には対象外であることを視覚だけではなく、音声でも警告することで、取り間違いを確実に防止します。
-自動チェック-
ピッキング対象の棚から部品を取り出すと、ガイド表示が切り替わりピッキングリストにチェックが入ります。
デジタルピッキングシステムなど表示器と比較し、リセットボタンを押す操作が不要となり、操作を削減します。
-正誤判定(ポカヨケ対策)-
ピッキング対象の棚には×印を表示し、対象外であることを視覚的に警告するだけではなく、棚から部品を取り出そうとすると、アラーム音により取り間違いを防止します。
-ロケーションガイド-
棚に設置した画像認識コードにより、自身の居場所を把握したり、作業経路をガイド表示することが可能となります。
-既存システムとの連携-
お客様が現在使用している生産計画システムから作業計画を出力していただければ、既存システムと連携が可能となります。
また、作業完了後の作業結果情報をフィードバックすることで、在庫管理システムから部品在庫数の引き去りや、イレギュラー発生時の作業検証やトレーサビリティに活用いただくことが可能です。
(価格:オープン価格)
POINT
取り間違いなど人的ミスをしっかり防止します
スマートグラスで、ピッキング対象の画像認識コードとリストを照合しながら作業できるので、取り間違いなどのミスを防ぎ、正確なピッキング作業をサポートします。
ガイド指示でムダな作業をなくし、初心者でも即戦力となります
棚位置や取り出す間口は、スマートグラスに表示されるガイドで順番を確認できるので、急にピッキング作業者が変わっても、同じ作業クオリティが維持できます。
棚配置変更のメンテナンスコストを大幅削減します
棚位置は、「画像識別シール」をカラープリンタで印刷・貼り替えるだけ、お客様自身で簡単に変更できます。デジタルピッキングシステムのような、配線やプログラム変更は不要です。
入庫、出庫確認ともに対応可能です
配送仕分けや入庫オペレーションにも対応しています。
品出しの頻度が高い現場のピッキング作業をサポートします。
導入実績
業種:製薬会社物流センター
目薬、スキンケア、サプリメントなどの試供品を“ピックアップ”する現場に導入
特徴
- パレットやダンボールなどの間口サイズが異なるピッキング現場に対応
- 商品の認識時間削減により、作業時間を70%改善
- 商品数:約500
- 間口数:約500
業種:電力系部品製造会社製造倉庫
送電線部品の製造現場における部材(金具、パッキング、ネジなど)の“現品管理”に活用している現場に導入
特徴
- 現物と画像識別シールを一緒に収納することで、フリーロケーション現場での現品確認を容易に実現
- 入出庫作業時間を50%改善
- 部品数:約2,000
- 現品票数:約2,000