情報制御事業
最新デジタル技術で
社会・産業の持続可能な発展に貢献します
情報制御事業では、エネルギー関連施設や鉄道など快適な生活環境に欠かせない社会のインフラを支えるシステムを提供しており、監視制御対象のモデル化やシミュレーションにより最適な制御方式を立案・実装することでシステムの品質や稼働率・安全性を高め、持続可能な社会の実現に貢献しています。
さらに、AIやロボットなどの最新デジタル技術とデータの高度な活用により、工場のスマートファクトリー化を支援。製造業における人手不足や人材育成などの課題解決に取り組んでいます。
また、企業への業務系システムの構築・導入では、法改正などのビジネス環境の変化に柔軟に対応できるよう、お客様に寄り添った業務分析と提案で、自動化・効率化基盤の構築とDX推進をサポートしています。
スマートファクトリー・ロボティクス
スマートファクトリーは、最先端のデジタル技術を駆使した先進的な生産工場を指す概念です。
センシング技術により工場内の様々なデータを収集し、AIによる分析やロボティクスなどの技術活用で、工場の運営や管理の最適化やコストの低減などのメリットを得ることができます。
また、熟練者の技能継承や労働災害の防止、環境負荷の低減などといった現場の改善が期待できます。
業務概要
現状分析
工場の現状や課題を把握し、スマートファクトリー化に向けた目標や方針を設定します。
設計・構築
設備の稼働状況や材料の在庫をリアルタイムで把握できるよう、工場内の様々なデータを収集・蓄積するための基盤を構築します。
また、AIによるデータ分析、ロボットなどによる自動化技術を導入します。
運用・改善
工場内のデータを分析・可視化し、工場の運用や管理を最適化します。また、データをフィードバックし、工場の改善やイノベーションを促進します。
システム例
- EQSURVシリーズ
- 外観検査AIソリューション
- 遠隔ビジョンシステム
業務系システムソリューション
業務系システムソリューションは、各企業のプロセス改革とDX化のサポートを実施しています。
業務系システムとは、基幹系システムと呼ばれることもあり、企業の業務に関わる重要な部分を担うシステムとなります。
一般的に生産管理、販売管理、在庫管理、勤怠管理といった企業内業務を効率化・自動化するシステムを指します。
東芝グループ内外での幅広い業務系システムの開発実績がある当社だからこそ、その経験と技術力を駆使し、最善のシステム提案、構築を実現します。
業務概要
現状分析(ヒアリング・モックアップ)
お客様の課題を把握し、ヒアリング、モックアップ作成により、実現イメージに近い形で要望の具現化を進めます。
設計・構築・試験
モックアップをベースに要望事項を設計書に落とし込み、最適な開発手法(スクラッチ・ローコード開発ツールなど)を選択、業務系システムを構築します。
また自動試験により、高速で効率的な試験を行い高品質なシステムを短期間で提供します。
改善・保守
お客様のニーズに合わせた保守サポートメニューを用意し、運用のサポート、課題を解決していきます。
システム例
- グループ会社基幹システム
- プロジェクト管理システム
- 電子承認(ワークフロー)システム
- ドキュメント管理システム
- 社内システム(プロジェクト管理システム、改善活動管理システム)
鉄道システム
鉄道システムには「車両システム」「電力システム」「教育システム」などの分野があり、東芝グループとともに鉄道の安全性・効率性・快適性を高めるために絶えず技術革新を行い、鉄道業界の発展に貢献するとともに可能性の向上と社会のニーズに応えます。
業務概要
鉄道車両情報システム
鉄道車両情報システムとは、鉄道車両の運行状況や故障情報などを管理するシステム です。
鉄道の安全性や効率性、利便性を向上させ、鉄道会社や乗客にとって有用な機能を提供します。
回生電力蓄電システム
回生電力蓄電システムは、地上設備にバッテリーを設置し、電車の回生ブレーキや架線からの電力を貯めて、震災などの影響で大規模停電に遭った場合に、蓄電池の電力で最寄りの駅まで自力で走行し乗客の安全と迅速な避難を確保することを可能とするシステムです。
鉄道向け教育システム
鉄道向け教育システムとは、鉄道の運転や保守などの技術や知識を学ぶためのシステムです。
運転士が運転席の模擬画面にて障害を疑似体験して訓練する乗務員支援システムや、電車の運転台をVR化し、臨場感あふれる運転訓練ができるVRトレーニングシステムです。
システム例
- 鉄道車両情報システム
- 鉄道車両防犯カメラシステム
- 鉄道向け回生電力蓄電システム
- 鉄道向け教育訓練システム