電気を生み出すという
誰もが必要とするインフラ事業で社会の役に立つ
A.Mさん
2010年度入社
発電制御事業
システムソリューション第三部 原子力制御システム第一担当
出身学部・学科:工学部 情報工学科
知識豊富なエンジニアで構成される
発電制御事業
私が所属する部署では、原子力、火力、水力、再生エネルギーなどの、発電に関わるシステム設計、保守業務を行っているほか、発電所の運転訓練シミュレータ、核処理施設のシステム設計、重粒子線がん治療装置設計など、多岐にわたる業務を行っています。
ソフトウェア、ハードウェアの両方を取り扱うため、いろいろな知識を持った幅広いエンジニアがいます。
私の担当は、おもに原子力発電所の制御システム設計です。発電量の調整や異常状態の監視等をするためのスイッチやメータなどで埋め尽くされている制御盤のハード回路設計をしています。具体的には機器の定期交換のための図面作成、地震津波対策として電源回路の強化や冷却・排気システムの増築に伴う制御盤の設計などです。
基本的にはオフィスでPCを使用し設計図面と格闘していますが、時には現地調査や試験のために発電所に出向くときもあります。
あらゆる想像を張り巡らせ
常に最善を模索
私が発電の仕事を選んだのは、広く社会の役に立ちたいという思いからです。もっと違う製品分野の選択肢もありましたが、生活するうえで誰もが必要とするものというところにとても興味を抱きました。
学生時代は情報工学を専攻し、プログラミングや画像処理などを学びました。入社後は電気回路やハードウェア設計を行っていますが、学んできたソフトウェア的な考えを生かしながら、包括的な取り組みが実現できています。やってきたことが無駄になることなく、さらなるスキルアップが可能になる職場だと感じています。
制御盤を設計する際には、図面上でその大きさや回路図の動き、作業する皆さんがどのような使い方をするかなど、あらゆる想像を張り巡らせています。そしてお客様が何を求めているのか、その中でできること・できないことを明確にしながら常に最善を模索しています。
納得するまで
ひとつひとつをていねいに
仕事をするうえで大切にしていることは、「楽をしながら手を抜かない」ということです。相反するようですが、仕事を分担したり、ツールを活用したり…効率化しながらクオリティをしっかりと担保できるような取り組み方をしています。また手を抜かないということにも通じますが、どんな仕事もていねいに行うことを心掛けています。設計ひとつひとつの根拠を考え、分からなければ周りの人に聞いて、自分が納得することを徹底しています。そしてタスクもしっかりとていねいに管理し、抜けもれがないように処理します。扱ったことのないシステムを受注したときには、調査・設計・試験に時間を要し苦労しましたが、ていねいに石橋をたたくように行った結果、お客様にもとても満足いただき、自分自身の達成感もひとしおでした。
私は間もなく産休・育休に入る予定です。周りからは早期復帰の熱いラブコールをいただいて(笑)、このような関係性が仕事へのモチベーションにつながっています。
1日のスケジュール
8:15 | 出社・メールチェックとフォロー |
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9:00 | 現地改造に向けた仕様調査と見積作成 |
10:00 | チームリーダー会議(事務連絡の他、他チームのリーダーと業務状況を共有) |
12:00 | 昼休み |
13:00 | チームミーティング(チームメンバーの進捗フォロー) |
15:00 | 会議(東芝グループの他会社も含め工程、懸案の確認、新規物件の受注打合せ) |
17:00 | 退社 |
休日の過ごし方など
府中の事業所は緑が多く、仕事終わりに「今日のご飯は何にしようかな…」などと考えながら歩いているうちにプライベートモードに切り替わります。帰宅後は本を読んだりゲームをしたりしてリラックスしています。
また旅行が好きで、計画的に有休を取得し国内旅行を楽しんでいます。目的を定めての旅が好きで、いまハマっているのはお城や神社めぐりです。