大きなシステムの開発ノウハウを
身近な製品開発に生かしたい!
N.Mさん
2011年度入社
情報制御事業 情報制御システム開発第一部 制御システム第一担当
出身学部・学科:情報理工学部・ソフトウェア開発工学科
情報制御事業では
自社販売製品のEQSURVシリーズを開発
情報制御事業は、多岐にわたる情報関連の業務を担っています。平たく言うと原子力などの発電や電力系統以外の、エンジニアリングおよび開発全般を行っています。
具体的には、東芝からの受託となる鉄道および産業用機器制御システム、半導体メモリ製品および半導体製造装置、パワーエレクトロニクス、そして自社で開発販売している製品があります。
パッケージ製品であるEQSURVシリーズは、遠隔・リアルタイム監視や画像認識などであらゆる作業現場をITで支援するために開発された、社内のノウハウと知恵を結集した製品です。
入社が決まった際に、会社から希望の部署を聞かれました。当社の大半は発電制御事業や電力流通事業になりますが、私は当部門に自ら志願しました。
発電や電力という大きなシステムの開発スキルを持った会社で、その技術やプロジェクトの進め方などを生かして、もう少し身近な製品への開発ができればと考えたのがその理由です。
乗った電車で自分が作ったものを見た時
その瞬間が最高にうれしい
私は情報制御システム開発第一部に所属し、おもに装置制御の組込ソフトウェア開発を行っています。
お客様との交渉から始まり、設計、製造、試験、現地での調整といったすべての工程に関わるため、緊張と責任の重さを感じつつも、とてもやり甲斐のある業務です。
私の担当は電車・鉄道関連の開発です。運転室にある速度やドアの開閉等を確認することができるモニタの制御や、ドアの上部にある車内案内表示を制御するソフトウェア、最近では画像解析の技術を使って忘れ物などの検知をするソフトウェアを作っています。
電車は大勢の方々が利用する交通機関です。自分の作ったものが世の中に出て、ちゃんと動いて乗客の皆さんの役に立っている、その瞬間を見たときが本当にうれしいです。
開発はチーム力
メンバー間でのコミュニケーションが大切
開発はチームで動いています。
社会人になって学んだことは、いかにしてチームで力を発揮できるかということです。そのために普段から心掛けていることはメンバー間でのコミュニケーションです。
仕事を依頼してもそのままにせず、日々の進み具合や頓挫しているところがないかなど、その人が醸し出す空気を感じながら声を掛けるようにしています。
若手社員にもコミュニケーションの大切さを伝えています。
自分のスキルだけで完結することなく、チームのメンバー、チーム以外のメンバーと関わりを持ちながら、分からないことは自ら聞く、そういった姿勢で取り組んでもらいたいと思います。当社はいろいろな人がたくさんの違った知識を持っています。
このような、ありがたく貴重な環境を最大限に活用して自身のスキルアップにつなげてほしいですね。これからもチームが最大限の力を発揮できるようにしていきたいです。
1日のスケジュール
8:15 | 出社・メールチェックと本日の業務確認 |
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9:00 | 成果物のレビュー |
10:00 | 打ち合わせ資料作成 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | お客様との打ち合わせ |
15:00 | 工場で実機試験 |
17:00 | 試験結果確認・まとめ |
18:00 | 問い合わせ内容確認・回答 |
19:00 | 退社 |
休日の過ごし方など
平日は仕事の比率が高いですが、ワークライフバランスはしっかり取れています。休日は仕事のことは考えずに過ごしています。
種類は問わず、近場のイベントによく出かけます。そのたびに違うことに触れられる、刺激をもらえるからなのかな、と感じています。地域のいろいろなことを再発見できるのも楽しさの一つです。