確実なスキルと誠実な対応で
お客様と長く深くつながる
G.Tさん
2014年度入社
情報制御事業
情報制御システム開発第一部 制御システム第三担当
出身学部・学科:システム情報科学研究科・システム情報科学専攻
トレンドテクノロジーを常に意識し
多岐にわたる開発に活用
東芝システムテクノロジーのメイン事業は電力会社様向け(発電所等)のシステム開発ですが、私が所属する情報制御事業ではそれに付随するシステムや鉄道などの社会インフラ関係のほか、一般企業様向けの業務系システム開発を行っています。自社ブランドで開発・販売している『EQSURVシリーズ』は、工場設備などの点検や報告書作成などの作業をシステム化し効率化を図るという製品です。少し前はクラウド、最近ではAIといった最新のIT技術を用いたシステムや製品は、お客様の反応も良く引き合いにつながることが多いため、常にアンテナを高く張りトレンドをチェックしています。
私が手掛けたシステムのお客様は多岐にわたっています。発電所関係から学校法人、医療施設、寺院、自社内のシステムまで、とてもバラエティに富んでいます。その中でも印象に残っているのは、某学校法人のシステムです。出退勤や出席管理、研究室への入退出、図書の貸し出しなどを、職員カードや学生証などのICカードを用いて一括管理するというものです。システム自体はそれほど珍しい仕組みではないのですが、法人の一つの専門学校に納めたのち次々と引き合いをいただき、最終的には法人の全学校を制覇しました。この時は心の底から「やったー!」と、達成感で充ち溢れました。
誠心誠意、真摯に対応し
唯一無二の存在になりたい
当部門が発電制御事業や電力流通事業と違うところは、案件の規模感が一番に挙げられます。規模感が違うイコール売上金額や開発期間が違うということになりますが、個人的には「すべての工程をとおして開発できる」ということと「お客様とのつながりを継続するための営業的センス」が必要だというところに大きな違いを感じています。開発するアイテムもバラエティに富んでいますので、一つのことを突き詰めてというよりは、広くいろいろな知識に触れたり、AIなどの最新技術を活用した開発ができます。好奇心旺盛な開発者にはピッタリの環境です。また、一度関わったお客様からはリピートで案件をいただくことも多く、長いお付き合いになることがほとんどです。誠心誠意、真摯に対応することで、お客様との信頼関係が築けた結果なのだと感じています。一緒に業務をしている先輩が、お客様から「君がいるからこの仕事をお願いしている。これからもよろしく」と言われているのを耳にしたことがあります。私もそんなふうにご依頼いただくことが、目下掲げている目標です。
他部門交流で
それぞれの良さを再確認
私の部門は常に新しいことを求められますので、特定の技術を継承するという行為は少ないのですが、プロジェクトの進め方は先輩や上司からの教えがとても役立っています。これもひとつの大切な技術なのだと認識しています。
以前、技術活動を登録するという社内システムを作るプロジェクトに参加しました。各部門からエンジニアが集まり、さまざまな要求に応えるために全員で知恵を出し合い完成することができましたが、進め方が全く違うことを実感しました。他の部門は完成度が高い仕様書がないと事が進まないのに対し、私の部門は比較的ふわっとした要求からカタチにすることが多く、トライ&エラーで進めていくやり方です。そしてスケジュールも短い!私にはこれが日常ですのでまったく気にしていなかったのですが、他部門のメンバーにとってはヒヤヒヤものだったようです(笑)。自部門以外の進め方を知る良いきっかけになり、なおかつ、プロジェクトの進め方をしっかりと受け継いでいると再認識できた、貴重な体験でした。
1日のスケジュール
8:15 | 出社・予定確認・メールチェック |
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9:00 | チーム内のショートミーティング(作業や困りごとの確認) |
10:00 | 承認の必要な書類の確認、お問い合わせ回答 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | プログラミングやお問合せ対応 |
17:00 | スケジュール調整・確認 |
18:00 | 退社 |
休日の過ごし方など
時期によっては妻の実家であるお寺で、イベントの手伝いをして過ごすことが多いです。写真は、お寺の保育園で射的を楽しんでいるときのものです。大晦日には除夜の鐘もつきます。
また最近は、食に対する興味が強く、休日に食材の買い物がてら散歩したり、美味しい飲食店をめぐっています。